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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第7章 噂と火事の謎


「そういえば――――…ペガサスさんたち…熊田のアパートに除霊に行ったんじゃなかったのか?」


その言葉に、煌太とペガサスが目を合わせた。



「行った――――…けど…一足遅かった…」



「は?一足…遅かった?浅沼さん……どういう意味ですか?」


除霊に行くと思っていたペガサスから思いもよらぬ言葉が出てきて、高田も驚きながら顛末を聞こうとする。


「――――いなかった…つ~か、喰われてた…」


「は?喰われる?」



ペガサスは大きくため息をついて…高田を見た。



「マジで――――…あんたが無事で良かった…」



その顔は、“胡散臭い近所のオッサン”と言ってしまった事を後悔するほど凛々しく、本来のペガサスの姿なのかもしれないと白馬は思った。


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