【参加型小説・連鎖の尻尾】
第7章 噂と火事の謎
「どうしました?何か――――…変なの映ってました?」
煌太は自分の撮影に不備があったのかと焦る。
「おいおい――――映ってるも何も…
これ…成小坂じゃないか――――?」
「「は?」」
ペガサスの言葉に驚いた二人も割り込むようにスマホ画面を覗いた!
「ラスト数秒の――――…電信柱の後ろに…たぶんアイツだ!」
煌太は、もう一度動画を再生させその場面を今度は3人でみた!
――――確かに…
電信柱の後ろに…火災現場をジーッと見つめる人物が見てとれる。
「マジかよ…」
一瞬だったが――――…そこには、成小坂らしき人物が映っていた。