【参加型小説・連鎖の尻尾】
第7章 噂と火事の謎
「とりあえず――――…何か見落としてるかもしれないからな…猫の好奇心を期待するしかないな」
白馬の後にペガサスが乗り込む。
煌太は渋々…タクシーの助手席に座り、目的地を運転手に告げる。
「プッ…なんか、煌太…秘書みたい」
「は?ふざけんなバカ!」
白馬のちゃかしに煌太は真面目に突っ込みを入れる。
それを見ていたペガサスは「タクシーでイチャイチャするな!」と、二人をちゃかした。
そんな、いつもの調子のペガサスに煌太と白馬はやっと緊張から解放された。