
【参加型小説・連鎖の尻尾】
第7章 噂と火事の謎
病院に戻ると――――…ロビーで高田が心配そうに三人を出迎えた。
「高田さん!ベッドにいないとダメじゃないですか!?しかも――――///寝巻きで!」
高田は病院指定の寝間着で胸に疑牙札を抱きしめ三人に歩み寄る。
「すみまんせ……ベッドより人の多いロビーの方が雰囲気が良かったので…」
「大丈夫か?七海――――…もし、無理なら…無理やりにでも退院するか?」
ペガサスは高田を気遣う。
「ヤバい感じならそうしたいのは山々なんすけど――――…明日も検査があるんすよ…」
高田に付き添っていた白馬は明日の予定を把握していたのか…退院する事ができないと告げる。
「――――まぁ…そうだよな…七海の体も心配だし…」
「そうですよ――――無茶な事は言わないでください!ほら、病室に戻りましょう?」
白馬はペガサスの過保護っプリにあきれながら高田を見る。
