
【参加型小説・連鎖の尻尾】
第7章 噂と火事の謎
ペガサスの高田に対する思いが…なんとなく分かった煌太は…
疑牙札を大事に握りしめる高田の姿に少し赤くなる。
「ま――――…///こんなに綺麗で…霊にちょっかい出されやすい体質の人なら…気にかけますよ…貸すって言うんだから借りときましょ?」
煌太は申し訳なさそうにしている高田の前に立ち親指を立てた!
「///煌太――――くん…///フフフ、“綺麗”って俺、男だよ…もしかして、バカにした?でも、ありがとう――――…遠慮なく…借りとくとよ」
そう手に包んでいた疑牙札を見た。
少しではあるが――――さっきより色が濃くなっている。
すでにロビーには人通りも少なくなり…入院患者は部屋に戻るようにと看護士達が声をかけていた。
