テキストサイズ

【参加型小説・連鎖の尻尾】

第7章 噂と火事の謎


その後すぐに、病室から戻ってきたペガサスと白馬と合流した。


互いに何もなかった事を報告し会うと――――…皆で高田のベッドまで戻った。



その間も――――疑牙札は赤く染まっていく。


「早ければ検査が終わり次第…退院はできると思うけど…カムイが心配」



「大丈夫だ、カムイは弱くないから安心しろ。それと、ベッドの周りに軽くだが結界を張っておいた…何か触れたら俺に気配が来るようにしたから」



「…ここだけ見ると――――ペガサスさんってちゃんとした…霊祓師に見えなくもないな」


すると、ペガサスはエッヘン!と、胸を張り「一応~霊祓師!自称だけどな!」と、言った。


「オカルトサイトの運営者じゃないのかよ!」


煌太はビックリし一歩引く!


「最近は、あ~やって情報集めてんの!悪いか?ぶっちゃけ…こっちの仕事は金にならんからな――――…オカルト関係の記事を書いたり、サイトの運営の方が…性にあってる気がするよ」



「依頼も無さそうですしね」



「正解――――マジで依頼ないから!」


笑っていると、看護士が現れ「消灯です!お見舞いはお帰りください!」と、追い出された!


高田も最初は不安そうな顔をしていたのに、別れ際は笑って手を振っていた。









ストーリーメニュー

TOPTOPへ