【参加型小説・連鎖の尻尾】
第7章 噂と火事の謎
「ここ?マジで――――川まで連れてくるか?」
「とりあえず…探そう」
河川敷に降りると、ペガサスはキョロキョロと辺りを見渡した。
入院患者への配慮か、病院に面している場所には電灯はするなく…探すには時間がかかるかもしれないと煌太は思った。
しかし、ある方向に向かおうとすると…胃がキリリと痛んだ!
「――――イッ…て…ペガサスさん…こっち……行こうとすると胃が痛いんですけど…」
煌太は胃が痛み出す方を指をさす。
「そっちか――――…」
すると、ペガサスはそっちの方向に歩き出す。
「え~…やっぱり――――…そっち行かないとダメっすか?」
煌太は胃を押さえながらペガサスと白馬の後を着いていく。
すると――――「カムイ!」
と、暗がりの方からペガサスの声が聞こえた!