【参加型小説・連鎖の尻尾】
第8章 成小坂の行方と刺客
「遼――――、兄さんは?」
「あっ///は、はい!奥にいらっしゃいます。お呼びしますか?」
「いや、いい――――俺が行く。コイツらのこと頼む」
ペガサスは遼に三人を任せ、奥の兄の善(ぜん)のいる部屋へと向かった。
「お疲れ様です。では、客間にご案内します///あ、足元気をつけてください!」
「お~い!遼く~ん!前と態度違うくないですかぁ~?人選んでないですかぁ~?」
ちゃかすように白馬が遼をからかうと、
「///え、選んでないです!綺麗な人だからってひいきしてないですから!」
と、慌てて歩を早める。
「――――自分で“ひいき”って言っちゃってるじゃんか…」
ペガサスがいつ通り、高田は不思議な魅力のある男性ではあるが…男は男である。