【参加型小説・連鎖の尻尾】
第8章 成小坂の行方と刺客
「///ストーカーって…ハハハ…うん。大丈夫…浅沼さ――――…あ、ここの方は全員“浅沼さん”でしたね。///えっと、類さんが助けてくれましたから…」
頬を赤らめて話す高田にキュンキュンしながら見とれる遼はペガサスに多少のジェラシーを感じる。
「一応…念には念をってことで…ここでしばらく様子を見てほしい。
ここなら、色んな意味で敷居が高いだろう?」
豪快に笑うペガサスに遼が呆れる。
「しかし、お世話になりっぱなしはきが引けるだろうから――――、そうだ!七海は薬作りの歴史や基本を修行僧に教えたらどうだ?野草で作る薬や効能とか…今後役にたつかも知れないしな!」
ペガサスは申し訳無さそうにしている高田の様子を見て――――そう、提案した。
「そうだな、薬の先生か――――…それは助かる。彼らの今後に生かせるかもしれん」
善もペガサスの提案に賛同する。
もちろん、遼は意味が分かっていないが先生として高田に教えてもらえるのは嬉しいらしく顔色がパッと明るくなった。