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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第8章 成小坂の行方と刺客


ペガサスは高田を実家に預け、一安心した。


そして、新しい疑牙札を高田に渡すと――――…「これを」と、清め塩とともに渡した。


「///でも――――…大事な式神だって…聞いたよ?本当に…いいんですか?俺なんかに預けて」


式神が一体しか出せないことを知った高田はペガサスに無理していないか?とカムイを受けとることに難色を示した…


「もう、何年もお前の護衛をしているんだ――――カムイ自身がお前の側を離れがたくなっているんだ…察してやれ」


ペガサスは足元の大きなオオカミに視線を落とす。


そこには高田の足にすり寄り「ク~~ン」と、可愛らしく鳴く獣がいた。


他の者には、見えていないが真っ白でふさふさな毛を縁側から吹く風になびかせながら甘えるオオカミが高田の側にいるのだ。


そのオオカミは両手足に傷をおっていたはずだが、綺麗に消えていた。





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