【参加型小説・連鎖の尻尾】
第8章 成小坂の行方と刺客
「さてと、お前たちは十分くつろいだだろ?――――まだ、やることはあるんだ!行くぞ!」
ペガサスは残りのお茶を飲みほすと、客間でくつろぐ煌太と白馬に話しかけると――――縁側をチラッとみた。
「お~…なんでか煌太の鳥ちゃん…怪我治ってんじゃん…さすが俺の実家!ヒーリング効果バッチリじゃんか!長くいたら浄化されんじゃねぇ?下手すりゃセルフ成仏できっかも!」
「こらこら、セルフ成仏って…、いい加減な事を言うな」
善はペガサスに釘をさすと、呆れ顔でお茶をすすった。
長居は無用と、立ち上がるペガサスに煌太と白馬も後に続く。
「二人とも――――ありがとうね。それと、無理は絶対にしないでください…」
帰り際、高田が煌太と白馬を見送りながらそう言った。
「///はい、無理はしないっす!」
白馬は気にかけてくれた高田の手を取ると力強くうなずいた!
それを見ていた遼が「んっ、んんん!」と、早く放せと言わんばかりの咳払いをした。