テキストサイズ

【参加型小説・連鎖の尻尾】

第8章 成小坂の行方と刺客


ペガサスは「ん――――…」と、悩むと再び動画と電信柱を見比べる。



「霊獣のことはぶっちゃけ…詳しくないからなんとも言えないが…

力が強くて――――数珠に封印する事しかできなかった。狂暴だったし…扱いやすいか、と…聞かれると…微妙だな」


扱いにくい霊獣を単独で熊田の元に行かせるか?悩みながらペガサスたちは別の場所に移動する。



次は、三人が襲われた高田の搬送された病院の裏に流れる川に向かった。


「マジかぁ~…ここに来ると足がすくむんだよなぁ…」


白馬は自分をかばって霊獣に噛まれ腕から血を流す煌太の姿を思い出していた。


「あんな体験――――したことなかったから…ちょっとビビった」



煌太は噛まれた腕を擦りながら…川を見渡した。


夜とは全然雰囲気の違う川は…なんとも言えず穏やかだった。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ