【参加型小説・連鎖の尻尾】
第8章 成小坂の行方と刺客
「なぜ――――…この川に…“あの川”で亡くなった成小坂の同級生たちがいたか…」
ペガサスは自分が除霊した彼らの事を思い…川を見つめる。
「そう言えば…彼ら、ドロドロのぐちゃぐちゃだったって…言ってたな――――…霊って腐敗するのか?」
煌太はペガサスと同じように川を見つていたが…足元の小石を拾って川に投げた。
「――――ドロドロ…の…ぐちゃぐちゃ…」
煌太の言葉にペガサスは顎に手をあて考え出す。
「霊のドロドロぐちゃぐちゃって…ゾンビじゃんか……って、霊がゾンビ化って――――超~矛盾してないか?」
小石を投げる煌太の隣で白馬も小石を投げ始める。
川にぽちゃん――――と、落ちる小石はあっという間に川底に沈んでいった。