【参加型小説・連鎖の尻尾】
第8章 成小坂の行方と刺客
「――――ゾンビ…あり得ない…霊はその場にとどまり…当時の記憶と無念を糧に霊としてそこに止まって――――…?」
ペガサスは言いかけて戸惑う。
「ペガサスさん?どうしたっす?」
白馬が動かなくなり一点を見つめるペガサスに話しかける。
「そうか――――…連れてこられた…しかも…無理やり…」
そう言うとペガサスは川に背を向けた。
石を投げていた二人は手を止め――――ペガサスを見る。
「行くぞ――――…」
ペガサスは深呼吸をすると歩き出す。
「お…おぅ…」
「待てって――――…」
無言で歩き出すペガサスに二人も着いていく。