【参加型小説・連鎖の尻尾】
第8章 成小坂の行方と刺客
「まっ、移動手段があるってのはありがたい!」
ペガサスはそんなおしゃれな車に乗り込むと――――…
ナビに目的地を入力し始めた。
「やっぱ――――…〇〇県に行くって言ったとき…そうかなぁ~っとはおもったっす。“あの川”に行くんすね?」
「“あの川”――――…」
ペガサスは煌太と白馬を見ると――――「行こう」と、呟いた。
白馬はうなずくと――――ナビの示す目的地に車を走らせた。
煌太は白馬の運転する姿を横目に…不安がよぎる。
再び――――“あの川”に向かっていると思うと…
変な汗が出てくる。
オカルトサイトで話題になった…“あの川”へ出向いてから始まった…この事件。
まだ、何かが起きそうな予感がしていた。