【参加型小説・連鎖の尻尾】
第8章 成小坂の行方と刺客
“焼きただれている”と、聞いて――――白馬が俺の前にスッと立ちはだかった。
「煌太は…あんま見んな――――俺が確認する!」
部屋入った白馬はペガサスの隣にしゃがみ…成小坂の様子を見た。
「――――まさ…か…死んでる?」
白馬の言葉に煌太は動揺しスマホを落とした!
「――――いや…脈もある…息もしてる!煌太、大丈夫だ落ち着け!」
ペガサスがすかさず白馬の言葉を否定した。
「しかし、この怪我は――――?」
「あの火事の時には――――中にいたってこと?電柱のそばにいたのは?誰――――…」
煌太がゆっくりとスマホを拾うと――――…遠くの方からサイレンが聞こえてきた。
「煌太――――外に出て救急隊を誘導してくれ」
「はい!」
ペガサスに言われた通り、煌太は大きくうなずき玄関を出た。