【参加型小説・連鎖の尻尾】
第8章 成小坂の行方と刺客
救急隊が駆けつけ――――…成小坂はそのあと来た警察と共に病院に搬送された。
救急隊が処置をしていたが――――…どうやら成小坂は【意識不明】で呼びかけ人反応すらしていなかった。
ペガサスたち三人は、警察と共に成小坂が搬送された病院まで付き添う形となった。
病院先では――――たっぷり事情を聞かれ…三人が解放されたのは…日付を跨いだ辺りだった。
「マジで――――…疲れたっす…」
白馬はヘロヘロになりながら車に戻ると…何度も聞かれた質問に悪態をついた。
もちろん、ペガサスも煌太も同じ目にあった訳だが…白馬に抗うのもめんどくさくて…車内でぐったりしていた。
「――――腹…減ったなぁ……」
「そうっすね――――…飯…行きましょ?俺たち朝から食ってねえっす」
「そうだな……行こう」
三人は疲れた体を引きずったまま…近くのファミレスに入った。