【参加型小説・連鎖の尻尾】
第8章 成小坂の行方と刺客
「しかも、同時進行で――――…熊田の霊を食べていた?」
「本当に――――成小坂が熊田の霊を食い散らかしたのか?」
ペガサスは首をかしげる――――…
同じ時間帯に…二ヶ所に成小坂がいたことになってしまうこの状況で…
成小坂じゃない人物がいるのかも――――と、疑問を抱き始めた!
「霊…獣……じゃないですか?熊田の霊を食べたの?しかも、食い散らかすって――――…獣っぽくないですか?」
「は?霊獣…が?」
煌太の発言に白馬が身を乗り出した。
「霊獣って――――荒々しくて…言うことで気かなそうって…ペガサスさんいってなかったか?その場に一緒にいないと…扱いづらいんじゃねぇ~の?」
白馬の言葉に「どうなんですか?」と、煌太はペガサスにお伺いを立てる。