【参加型小説・連鎖の尻尾】
第8章 成小坂の行方と刺客
「確かに――――…身近で見ながら操作するって感じだったな――――…でも、川で襲われた時…成小坂の気配はしなかった――――…煌太の鳥は…混乱したような暴れかたをしていたんだよなぁ…」
確かに、胃が痛かったのを覚えていたが――――…成小坂に感じる痛みとは違っていたのは確かだった。
「もう一人――――いるって事ですよね?」
「だとしたら…最悪な人物が浮上する…」
“最悪の人物”と言う言葉に…煌太と白馬は身構えた。
「“あの川”から成小坂についている――――…坊さんの霊だ…」
「…坊さんの…霊…」
二人は息を飲み込んだ――――…。