【参加型小説・連鎖の尻尾】
第9章 失踪と不思議な力
「――――そういやぁ…靄みたいに見えるって言ってたなぁ…」
白馬は思い出したように遼の事を呟く。
「そう――――靄が……は?おい、七海…“話してた”っていってたな?」
いきなり高田にペガサスが食いつく!
「///っ、え――――う…うん。何を話していたかは分からないけど」
「おかしい――――…遼は霊を靄の輪郭で認識は出来るが…話は出来ない!」
ペガサスは、遼の霊を感知するスキルが低いことを知っていた。
にも、関わらず――――遼は見えない何かと話していたと言うのだ!
「ん?そういやぁ遼って――――…そう言う力も未熟的な事を言っていたな…」
煌太も遼の力の事を聞いたとき…そう言っていた気がした。