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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第9章 失踪と不思議な力


「と、なると――――…不思議存在の高田さんって貴重じゃないですか?」


煌太は高田をチラッとみると…不安そうにしている様子に申し訳なくなる。


「もし――――七海が何かしら影響を与えているとしたら……ますます一人にはできないかも」


やっと転職先も見つかり、日常にもどりかけていた高田に再び災難が訪れるかもしれないと言う。


「こら、そんなに高田さんを怖がらせるもんじゃい。もし、不安であれば――――…再びここにいてもいいのだから」


善が不安を和らげるようにペガサスを諭すと、高田に頬笑む。


渋い声と大柄な善に言われると、皆がホッとする。


「そうだ!七海――――ここから会社にいけ!俺も安全が確認できるまでここにいるから!」


「うわ!ずっけぇ!ペガサスさん高田さん独り占めじゃん!」


何に対抗心を持ったか分からないが、白馬が立ちあがりペガサスに突っかかる!


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