【参加型小説・連鎖の尻尾】
第10章 抗う力
「さて、検索入院の遼のことは善たちにまかせて――――俺たちは“銅玄”とやらが気になるなぁ…」
「しかし、“銅玄”ってやつが例の坊さん霊だとして――――…俺たちは何も出来なんじゃ?」
煌太は、――――人に害なす霊とだと言う証拠もなく…今後どうしたらいいか分からずにいた。
「バカだなぁ――――オカルトマニアだろ俺たちは、知りたいんだ!
俺は!どうして“あの川”で子供の霊が人を引きずり込むのか!
何故、成小坂は“熊田のアパート”で殺人をしたのか!
何故、“病院火災”があったのか!
何故、俺たちは“霊獣”や“ドロドロのあの川の霊”に襲われたのか!
何故、遼は…目玉を奪われたのか!」
すると白馬が今後の展開に不安を感じる煌太に言う。
「そ、それはそうだけど――――…」
煌太は白馬の迫力に負け…ため息をつく。