【参加型小説・連鎖の尻尾】
第11章 銅玄
「すげぇなぁ、婆さん俺の事覚えてくれてたんだ!」
婆さんは曲がった腰をトントンと叩きながら立ち上がると「ホホホホ」と、白馬に近寄る。
「今日はあの時の友達の他に、二人連れてきたぞ!」
白馬が奥の休憩所の座敷に腰を下ろすと、高田とペガサス…煌太が駄菓子屋に入った。
子供が四人ならまだ、広々と見えるこの駄菓子屋たが、大人四人ともなると狭く感じる。
「おおお~レトロっ!懐かしいなぁ――――」
ペガサスはところで狭しとおかれた駄菓子の棚に目を輝かせる!
「俺の小さい頃住んでいたところには、こんな駄菓子屋はなかったぁ……」
それとは逆に、高田は駄菓子屋初体験らしく不安そうだった。