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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第12章 “丞洪寺”と“古浄流神社”


――――5分前…


霊獣に囲まれていたペガサスと白馬のいる境内では、水神の白蛇が二又の猫を背に乗せ――――…


青い炎で霊獣を神社の敷地から追い出し始めた!



「うわ!猫が――――…蛇の背中に乗ってます!マジっすか?初めて見た!」


「見たって――――俺も初めて見た!つ~か、ここの水神様って“蛇”だったんですか?」


外の様子に興奮気味の白馬とペガサスに――――何も見えていない神主は「はあ?」と、怪訝な返事をする。


「そうです――――ここの水神様は…“白蛇”だと…」



白蛇は二又の猫を背に乗せたまま――――…神社の周りを動き…襲ってこようとした霊獣を青い炎で近づけさせぬよう威嚇している。


猫も微力ながら「シャー!シャー!」と蛇の背で威嚇と噛みつきを繰り返す。


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