【参加型小説・連鎖の尻尾】
第12章 “丞洪寺”と“古浄流神社”
すると、白蛇は長い舌を出し――――猫の二又尻尾をペロリと嘗めた!
すると、猫は鳥居の上で旋回する鳥に向かって「ニャーニャー」言うと―――…
鳥居を勢いよく、くぐり抜けた!
「あっ!猫が――――…スッゴい勢いで…神社の外に出で行った!」
白馬も後を追いかけようと境内を出る!
と、社の石畳の真ん中に白蛇がとぐろを巻いて鎮座し…あくびを1つ白馬に見せた!
「――――よ、余裕?すか?」
白馬は気だるげに頭をとぐろの中にしまい丸くなった白蛇に言うが、白蛇は白馬の事を無視して目を閉じた。