【参加型小説・連鎖の尻尾】
第12章 “丞洪寺”と“古浄流神社”
「――――何が…?」
外が静かになって、煌太は耳から手を離した。
「いなくなった?――――白馬は!?白馬は大丈夫なのか?」
煌太は外を見ようと身を乗り出した!
「待って!まだ――――外は!」
高田が外に出ようとした煌太を慌てて止める!
「ニャー、ニャー」
「///うわぁぁぁ!猫?」
すると、飛び出そうとする煌太の耳ともで猫が鳴き出し驚いた煌太は変な声をだした!
「え!?煌太くん?」
いきなり変な声を出した煌太に高田も驚く!
と――――、車の鍵が開き後部座席の扉が開かれた!
「七海――――大丈夫か!」
そこには、慌てて走ってきたのか「ハァハァ」と、肩で息をするペガサスの姿があった。