【参加型小説・連鎖の尻尾】
第13章 儀式と邪神
「先日はど~も、ちょっと――――…確認をしたくて…」
ペガサスが神主に話をすると、
「私もあれから気になって――――…知り合いの神主や住職などに話をきいたんです」
一通り掃除を終えると神主は四人を“水神様”の祀られている境内に案内した。
「私は、見えないし聞こえないので――――…後で話を聞かせてください!」
そう言って、四人を境内に残し神主は出ていった。
「――――いいんですか?俺たちだけでここにいて…」
「神主がいいって言ってんだ、お言葉に甘えよう」
ペガサスは気にする煌太に微笑むと、足元にいる猫又が“水神様”を呼び出すのか見守る。