
【参加型小説・連鎖の尻尾】
第3章 身近な怪談
「もちろん、お前は買えた家のお子さんだろ?」
「もちろん!しかも、その靴より更にグレードの高い靴を履いていたぜ!
だから――――いじめるとか言う次元の外に俺はいたんだよなぁ~」
白馬が金持ちであることはわかっていたが、ここまでランクの上の金持ちだと逆に清々しくな煌太だった。
「お!?しかし、“足早シリーズ”率高いなぁここの学校!
ん?待てよ…こいつら――――…同じデザインの靴履いてる…1、2…3、4――――…4人だ!」
白馬が何かに気がつき写真を指差す。
「このデザインって“足早シリーズ”の1つなんだけどさ…それを4人で揃えるって…超…仲がいいんじゃ…って…4人?」
白馬は何かに気がついたのか…アルバムをじっと見つめた。
