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「俺たちが“銅玄”だと思っていたのは――――…“銀玄”だった…」


「じゃぁ…これまでの…怪奇現象や事故は…“銀玄”の仕業だったの？」



四人は勘違いしていた事を悔いた。



(まぁ――――…最悪“邪神儀式”の事を調べるものが現れても自分の名前が出てこない…程度の…安着なりすましってとこだろうに…)


白蛇は呆れたため息を更に深くした。


「すべてを弟のせいにして…自分は悪霊ライフを満喫するって――――とんだ、サイコやろうっすね！」


煌太を支えながら白馬が暴言を吐く。


(なんとも――――面白い表現をする坊じゃな？フフフ面白いのぉ～)


そう言うと白蛇は猫又の頭を撫でる。




「あの～…聞いていいですか？もしかして――――…俺が狙われているのは…“三郎”の生まれかわりだから？」


高田が少し不案な顔を見せながらペガサスに隠れながら白蛇に聞く。


(――――そう、じゃな…それもあるし――――森に縛り付けてある“銅玄”とお主を会わせるわけには行かない――――…と、言うことだとおもうぞ？)



白蛇は怯える高田を大きな瞳でジーっと見つめ答えた。