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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第3章 身近な怪談


「なぁ、文集って結構前から準備するよな?――――…こっちにはいるかも…」


煌太は文集を広げる。


ありがたいことに文集は顔写真つきで、事故にあった4人も載っていた。


そして、彼らとも一緒に卒業したかった――――と、悲しい事故の事と共に4人への思いが書かれていた。



しかし、その文集にもあの少年の事は書かれていなかった。



「ここで…出てこないって、逆に不気味じゃないか?こいつも死んだのか?」


「いや、そんな記事何処にも――――…おい…ここ、ここに見慣れない名前が出てきた」



何度もアルバムや文集を見ていたことにより…生徒の名前はヤンワリ覚えてしまった白馬が見慣れない名を文集のアンケートで見つけた。


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