【参加型小説・連鎖の尻尾】
第14章 邪神の森
辺りを見渡すと――――…
木々の高い場所に…結界らしき荒縄が一ヶ所を中心に囲われていた。
「――――この一ヶ所を…あの荒縄で隔離しているように見えませんか?」
煌太が木の上を指差すと高田は恐る恐る上を見る――――…。
「確かに――――…でも、俺たちにはここに何があるのか見えない…」
(誰――――…誰…嫌だ…ここから出してくれ…殺してくれ…)
「///いる――――誰か…あの場所にいる!」
煌太は少しだけ開けた場所に誰かがいると近づく!
「――――煌太君!気をつけて!」
高田は煌太の後に続き――――鏡を持って少しだけ開けた場所に入いろうとした…
(――――ダメ――――ここに…ここに入ってはダメです!邪神に捕まる…逃げて――――)
あと少し…と、言うところで――――…開けた場所にいる者に“入ってくるな”と言われる。
「――――“銅玄”?」
煌太が荒縄の手前ギリギリでその中にいる者にきく――――…
(――――はい…私は、丞洪寺の“銅玄”と言う…見習い僧侶です…)
「「!」」
その言葉に――――煌太と高田は息を飲んだ!