【参加型小説・連鎖の尻尾】
第14章 邪神の森
(何百…年――――?私は…何百年も…ここで――――邪の者に…獣に……///そ、そんな――――、そんな……三郎――――…三郎…三郎…)
“銅玄”が泣き崩れ――――…地面を叩いている音がした。
「ここから出ましょう!」
煌太が辺りを気にしながら、銅玄に手をさしのべると………
「!煌太君――――!」
「へ――――!」
一瞬の油断だった――――!
手を差しだした先が、結界の中に入った!
(キャハハハハハ!キャハハハハハ!引っかかった!引っかかった!新たな獲物じゃ!新たな獲物じゃ――――!良かったのぉ~銅よ…お主と同じく……全てを犯し尽くし
て…愛でてやる――――!)
「うわぁぁぁぁぁぁ――――!」
結界の中に入ってしまった煌太の体がグニャリと歪み、それと同時に視界がパッ――――!と、現実か切り離されたように赤黒く澱んだ!