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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第18章 番外編・雰囲気を感じる男


職場に行くと、同じ白衣を着た薬剤師が多くいた。


俺はそんな中の一人――――…目立つ訳でもないし無難に生活が出来ればそれでいいのだ。


「高田さん、これ――――〇〇先生の所に届けてちょうだい?先月も行ったからわかるよね?」


「はい――――先月と同じ睡眠安定剤ですね…」


俺は、部長頼まれた薬を先月も届けた内科の先生に届けに向かった。




「――――そう言えば…この薬を届けてから…あの夢を見るようになった気が――――…」


夢はちょくちょく見ていたが――――…あんなにエロくてリアルな夢は…ここ最近だ…


しかも――――…俺が犯されるなんて…鳥肌しか立たない!


「あの――――医局の雰囲気も微妙だったし…原因はあそこかな?」


俺は悪夢の発信元を考えるようになっていた。


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