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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第18章 番外編・雰囲気を感じる男


「はじめまして――――…浅沼です」



「…はじめまして。高田 七海と言います」


互いに知っている喫茶店で待ち合わせし、その人は俺の目の前に現れた。


年齢は30代…前半――――…?。


髪が長く…胡散臭く後で束ねている。


ジーンズに白Tシャツに色は地味目だが柄が騒がしいアロハを重ね着している…


パッと見…チャラい人が俺の前に座った。



「――――女?」


「は?」


自己紹介して…すぐに意味不明な事を言った浅沼さんは、俺をジーっと見て「男~…?男か!」と、自己解決した。


「ど~見ても…男です」


「いや~…色っぽくて///大丈夫か?」


――――あんたの方が大丈夫か!と、突っ込みたかったが…連日の悪夢で突っ込む気力は今の俺にはなかった。



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