
【参加型小説・連鎖の尻尾】
第18章 番外編・雰囲気を感じる男
――――最近…?あっ!
俺は、先月と今月…睡眠安定剤を渡にいった先生の事を思い出した。
「俺の前に…不眠症に悩まされていた先生がいました――――…でも、今月会ったら…不眠症がなくなったって……てっきり、処方した薬が効いたのだとばかり思っていました」
俺は、運ばれてきたコーヒーを見つめ…呟いた。
「――――あ~…多分、そいつに憑いてたヤツがお前に乗り換えたんだ」
「///は?――――まさか、霊…ですか?」
俺が恐る恐る聞くと、浅沼さんはニッコリ笑って頷いた。
――――最悪だ…
「そんなに絶望的な顔をすんなって!大丈夫だから――――…」
