【参加型小説・連鎖の尻尾】
第18章 番外編・雰囲気を感じる男
「――――くっ、苦しい…」
押し倒され!と、認識出来た時には――――…俺の胸は何かに押し潰されているい状態だとわかった!
しかし、そこには何も無く――――……ただひたすら何かが俺を押さえている…感覚に訳も分からずもがくことしか出来ない!
――――すると、手にしていたお札がスルリと俺の手から離れると…クシャクシャ!っと形を変え!俺の胸元に飛んできた!
「!お札が――――?風?」
勝手にお札が動くわけないと風を疑ったが――――…
外は無風で形を変えたお札はヒラヒラと何度も俺の胸で浮上を繰り返す!
「――――え!?あっ、苦しく……ない!」
さっきまで身動きが出来なかったが、お札が飛び出してからは苦しさからも解放され俺は素早く立ち上がった!