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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第3章 身近な怪談


一泊すると決めると白馬は雨の中、車をコンビニへと走らせた。


近くのコンビニは無人アパートから車で10分も遠くの場所に存在していた。


白馬と煌太は食料や飲み物を買いこみ再び、目的の無人アパートへと戻ってきた。


「ここのアパートがつぶれた理由がわかる気がするぜ」


「あ~、立地だろ?コンビニが車で10分って…都会っ子の俺には耐えられん!」


往復20分の時間ロスは、自宅マンションの隣にコンビニがある白馬にしたらかなりの無駄時間と言わざる終えなかった。


「隣にコンビニが欲しい――――と、までは言わないが…遠すぎる…近くにスーパーがあるとかならまだしも…な~んもないからな…」


辺りを見回すも、車の外は雨で視界が悪く何も見えなかった。








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