【参加型小説・連鎖の尻尾】
第21章 番外編・事故物件の真相
数時間後――――…
警察立ち会いのもと…太田 あやめが住んでいた床下から…
乳幼児の遺体が2体…出てきた。
すぐに、移転した本人の身柄を拘束し――――…死体遺棄の容疑で逮捕された。
大家に関しては――――…そんな事件紛いの事があったアパートなどすぐに壊して…土地を売り払いたい!と、アパート経営から手を引くことを宣言していた。
しかし、あの部屋の雰囲気は幼児の遺体があったにしては…異様だった。
「お疲れ様です――――…って、なんか…凄い騒動になっちゃいましたね…」
「だよなぁ――――…最悪だったす!つ~か、煌太も大丈夫か?」
「とんだとばっちりだ!なんだよあの…声!」
煌太はあの後も気持ちが悪かったらしく…ずーっと高田さんのそばを離れなかった。
「ヒーリング高田が一緒で、よかっなぁ~煌太」
ペガサスさんは笑いながら後部座席で足を組む。