【参加型小説・連鎖の尻尾】
第22章 番外編・神様日和
(来年の豊作を祈願しての秋祭りだ――――…賑やかになるぞ!)
(賑やかに…?)
それで――――こんなにも人が…出入りしているのですね。
(あの――――…水神として…我々の仕事は…)
(白蛇が言っていたが――――…祭りの日に神楽が舞われる、それを見て霊力を高めるのが仕事だそうだ…)
(そ、そうなんですか…)
(俺たちは二人で1神だからな…今年は倍舞ってくれるそうだ)
三郎は嬉しそうに社から見える神社の広場を眺める。
――――///二人で…1…神…
嬉しい――――…凄く…
地獄しかないと思っていた日々が……こんな形で報われるなんて…
それも――――三郎と一緒に…