【参加型小説・連鎖の尻尾】
第22章 番外編・神様日和
(そうだ――――祭りの日は、あの鬼達も遊びに来ると…便りが来たぞ!)
(あっ、そうなのですか!――――あの鬼にはいくら礼を言ってもいい足りない…白蛇様にも挨拶をしたいですし)
(――――へ…へぇ…鬼…にねぇ…)
(ん?どうしましたか?三郎…)
(なんでもねえ~よ!)
大股で社から出ていく三郎の後ろ姿を私は追いかけます。
(三郎――――?どこへ?///私も一緒に…)
すると、少し機嫌が悪いのか…振り向いてくれません。
それでも、着いてく――――…だって…
もう、二度と離れたくないと…私は思っているのですから…
すると、三郎は――――…奥の鏡社へ入っていく…
(三郎……?)