【参加型小説・連鎖の尻尾】
第22章 番外編・神様日和
【三友銅望永】
三郎が鏡の方を指差す――――…
(永遠に――――…“友”を望む…)
そう――――永遠に…友としてでいいから…貴方の…隣にいたいと望んだ…私の気持ち…
(///ハハハ…やっぱり――――…銅は“友達”として…俺といたかったんだ……ちょっと…自惚れていたな…)
(――――え?違うのですか?)
(俺は――――…“友”の所を“共”と書きたかったんだ…)
すると――――三郎は私の目の前に座ると…柔らかく笑って…言った。
(共に――――永遠を望む…///銅が…”友達“として望むなら…俺はそれでいい…
一緒にいられるなら――――永遠に側を離れないのなら…俺は…満足だ)
――――え…”共に“?
(三郎――――…)
(銅…俺は――――お前を探していた…探して…探して…生まれ変わっても探して…探して……
本当に――――…生まれ変わった者たちには悪いことをしてしまった…一生独身を貫くこととなるのだから…生前の俺のように)