【参加型小説・連鎖の尻尾】
第22章 番外編・神様日和
(――――え?!独身?)
(そうだ、俺はお前の事を思うがゆえに…///恥ずかしながら…女子(おなご)の体を知らずに死んでしまった――――…ま、寺の住職って立場を利用して……操を立ててしまったから…苦にはならなかったが)
――――あれ?では、“静動寺”の子孫は?
(まぁ、兄の下の子を養子としてなんとかお寺は続けられたけど――――)
(えっ!よ、養子――――?兄様の…下の子?)
(今の寺の住職は、兄の血筋の者じゃ――――…穏やかな性格の子でのぉ……なん代目かはすでにわからんが…)
私はその場でヘナヘナと崩れ落ちた。
(!銅――――どうした!)
(///あっ、なんか――――私一人…モヤモヤしたり…ハラハラしたり…落ち込んだり///…なんだってのでしょう)
私は三郎の前に座ると…涙を流した。