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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第3章 身近な怪談


「大丈夫、大丈夫――――楽しまないと!」



あっけらかんとしている白馬に呆れてしまうが、夏の長期休みをバイトばかりしていた煌太にとってこの予期せぬ一泊は夏のいい思い出となるだろう。


「まっ…いいか」


煌太は冷えたビールを開け口に含んだ。


「く~~~~~~~~~!染みる!/////」



冷えたビールは、そこが心霊スポットだと一瞬忘れさせた。



「とりあえず時間まで待とうぜ!」



そう言うと、白馬と煌太は空き部屋で飲み始めた――――…




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