【参加型小説・連鎖の尻尾】
第3章 身近な怪談
「反射して外の様子見えないじゃん…ランプ消すな?」
白馬はランプを消す。
すると、辺りは真っ暗になる――――…
暗闇に目がなれない二人は暗闇に少し戸惑うが、徐々に目が慣れ始めると…
ゆっくり窓辺へと移動した。
「マジで――――…天候悪すぎ…」
外を覗くように窓に顔を近づけ目を凝らしてみるが…案の定悪天候で雨が窓を叩き流れる……事しかわからなかった。
「見えねぇ――――…雨が邪魔…」
「だな――――…何処から何処までが川なのかも…」
二人で窓際に立ち外を見るが…窓の外は真っ暗で何も見えやしなかった。
「最悪――――…」
「最悪って…」
外に何も見えない状況に興を削がれたのか、白馬は晩酌していた場所に戻りランプをつけた。
「は?もういいのかよ!」
「川事態見えないんじゃ…起きてても意味ないじゃん?寝ようぜ~!」