【参加型小説・連鎖の尻尾】
第4章 女子大生殺人の件
「えっ――――ペガサスさんも…って」
「マジですか?」
二人は信じられないのか…間の抜けた顔を見合せ苦笑いをした。
「信じられないよな――――ぶっちゃけ…俺自身も信じられない」
自分の事を他人事のように語るペガサスに何故か胡散臭さも感じるが…
煌太はその事で成小坂に何があったのか…気になってきた。
「オカルトっぽくなってきたなぁ…」
白馬はその場の空気を和らげようとしたのかおちゃらけてみせた。
「そ、それと――――…同じ大学の人を殺すのは…意味が分かりません…」
煌太は少し身をのりだし、ペガサスへと質問をする。
「あ――――…だよな、“なぜ”彼が女子大生を襲ったのか…」
煌太は少し目の色が変わったペガサスの話が始まると思うと、ゴクリと唾を飲み込んだ。