【参加型小説・連鎖の尻尾】
第4章 女子大生殺人の件
「彼は――――…多分…殺してはない…厳密には、成小坂が殺してるんだけど…」
「「は!?」」
ペガサスの“成小坂は殺していない”と言う言葉に煌太と白馬は驚き立ち上がる!
ガタガタっと大きな音が喫茶店に響くと他の客が瞬時に二人を見る。
しかし、驚いた状態の二人は立ち上がったまま固まり動けないでいた。
その時間は長くもあり短くもあったが…他の客がすぐに視線を外したので――――…それほどの時間は過ぎていなかったにちがいない。
「おいおい――――…そんなに驚くこと……~~~~…だよな?」
「マジっす――――ペガサスさん…まじっすか?」
「あぁ、マジだ。捕まったし起訴もされた――――…でも、彼は…多分覚えていない」
ペガサスは二人を座らせると、大きなため息をして見せた。