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天気師の少年

第2章 風海の力

風海の心の叫びは本当に真剣なものだった。昨日あんなに出したって今日になればもういっぱい溜まっている。それが十代の童貞男というものだ。

「きゃっ」
「いや~ん」

突然強風が吹いて街の女のコたちのスカートをめくり上げた。風ひとつない穏やかな日だったのに突然の強風の不意打ちに女のコたちのガードは完全に遅れてしまっていた。

生パン、見せパン、ブルマ、スパッツ、短パンとチラリと見えたスカートの中身にもいろいろあってどれも興奮する。

風海は見れた限りのスカートの中をその目に焼きつけた。自分でも超人じゃないかと驚くぐらいに一瞬の間に多くのスカートの中を見ることができたものだ。

全てを目に焼きつけた。脳内再生はエンドレスにリピート状態だ。
このままトイレに駆け込んでシコシコっと溜まっているモノを放ってしまいたくなるが、まだまだこんな序の口で解消してしまうのはもったいないからガマンガマン。
ガマン汁が下着を濡らす。

「よし、次だ。次は・・太陽よ、お願い。欲望に憑りつかれたボクを助けてくれ」

風海が太陽に向かって祈ると日射しが急激に強くなった。真夏の日射しのように凶悪だ。
太陽に照らされると女性のスカートやワンピースが透ける。薄い生地ほどよく透ける。

高校の時もよく日光に照らされた女子を見て興奮していたけど、スカートが透けて見える下着のシルエットはたまらない。リアルに見えるワケでないから妄想力も強く発揮される。

また、急に強い日射しに照らされて暑くなった女性たちが汗を掻く。女性の汗というのもまたたまらない。

汗でブラウスやシャツが透けて下着が見えちゃってる女性がチラホラいるのも思わぬ収穫だ。

日射しに照らされた女子たちのセクシーな姿も目に捕らえられただけ脳裏に焼きつけた。

たまらない、とにかくたまらない。これだけ堪能できたんだからもう出した方がいいかなとトイレに駆け込みたくなる。

でも、まだだ。チラリと下着が透けたのを見せられたままで終わるワケにはいかない。最後の仕上げをしないと。

ガマン汁の分泌が激しくなって下着をさらに汚す。

「最後の仕上げだ。もう少し待っててね」とムスコを優しく諭すが、ムスコはまるで反抗期みたいにズボンの中で駄々をこねる。

「もう少しだ・・雨よ、お願い」

風海が強く願うと晴天だった空が突然真っ黒になって激しい雨が降り注いだ。

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