Happiness day
第2章 夏の終わりに想うこと
一緒に風呂…と言いたいところだけど
折角のメイド服、まだ脱がせるには惜しい
どうしようかと考えていると
「あの…ご主人さま?
誕生日のお祝いしませんか?
少しですけど用意したんですよ?」
いつもと違う言葉使い
とことんメイドを演じてくれるらしい
「それならお祝いして貰おうかな」
「どうぞこちらへ…」
カズに手を引かれソファーに座らされる
「少しお待ちくださいね」
ニコッと笑い冷蔵庫へ向かう
戻って来たカズの手にはシャンパンとツマミが乗ったトレー
「お待たせしました」
それをテーブルに置き俺の隣に座る
シャンパンの栓を抜くとグラスをひとつ渡された
「どうぞ」
グラスに注がれる黄金色のシャンパン
「はい、カズも…」
カズの手からボトルを取りカズに向ける
「ありがとうございます」
カズの持つグラスにシャンパンを注ぎ終わるとカズがニコッと笑う
「それではご主人
お誕生日おめでとうございます」
「ありがとう」
カチンとグラスを合わせシャンパンを流し込む
カズが傍にいてくれるだけで
昼間考えていたモヤモヤも一緒に流れて行く
グラスを置いてカズの腕を掴み引き寄せた
「ご主人さま?」
少し見上げるその視線…俺、好きなんだよね
でもさ…
「『ご主人さま』も良いけど
やっぱり名前で呼んでいつも通りに話して欲しいな…
俺が好きなカズでお祝いして欲しい」
微笑みかけるとカズはニコッと笑った
「潤くん…生まれて来てくれてありがとね」
「え…」
カズが体を伸ばし俺の唇にキスをした
「カ、ズ…」
真っ赤な顔をしてはにかむカズ…
カズからキスして来たのなんて初めてじゃないか?
「潤くんが生まれて来てくれたお礼…
俺と出逢ってくれて…そして、俺を選んでくれて本当にありがとう…
潤くんが俺を『好き』って言ってくれるなんて思ってもみなかった
それだけで俺凄い幸せだから…
だから少しでもお返し…んっ…」
カズの頬を両手で包み思いっきりキスをする
お返しなんて要らないよ…
カズが俺を選んでくれただけで充分
その上 普段なら絶対言ってくれない言葉までくれた
照れ屋なカズからの最高の誕生日プレゼント
無理させたくはなかったのになぁ…
こんな言葉貰っちゃったら抑え効かないよ
折角のメイド服、まだ脱がせるには惜しい
どうしようかと考えていると
「あの…ご主人さま?
誕生日のお祝いしませんか?
少しですけど用意したんですよ?」
いつもと違う言葉使い
とことんメイドを演じてくれるらしい
「それならお祝いして貰おうかな」
「どうぞこちらへ…」
カズに手を引かれソファーに座らされる
「少しお待ちくださいね」
ニコッと笑い冷蔵庫へ向かう
戻って来たカズの手にはシャンパンとツマミが乗ったトレー
「お待たせしました」
それをテーブルに置き俺の隣に座る
シャンパンの栓を抜くとグラスをひとつ渡された
「どうぞ」
グラスに注がれる黄金色のシャンパン
「はい、カズも…」
カズの手からボトルを取りカズに向ける
「ありがとうございます」
カズの持つグラスにシャンパンを注ぎ終わるとカズがニコッと笑う
「それではご主人
お誕生日おめでとうございます」
「ありがとう」
カチンとグラスを合わせシャンパンを流し込む
カズが傍にいてくれるだけで
昼間考えていたモヤモヤも一緒に流れて行く
グラスを置いてカズの腕を掴み引き寄せた
「ご主人さま?」
少し見上げるその視線…俺、好きなんだよね
でもさ…
「『ご主人さま』も良いけど
やっぱり名前で呼んでいつも通りに話して欲しいな…
俺が好きなカズでお祝いして欲しい」
微笑みかけるとカズはニコッと笑った
「潤くん…生まれて来てくれてありがとね」
「え…」
カズが体を伸ばし俺の唇にキスをした
「カ、ズ…」
真っ赤な顔をしてはにかむカズ…
カズからキスして来たのなんて初めてじゃないか?
「潤くんが生まれて来てくれたお礼…
俺と出逢ってくれて…そして、俺を選んでくれて本当にありがとう…
潤くんが俺を『好き』って言ってくれるなんて思ってもみなかった
それだけで俺凄い幸せだから…
だから少しでもお返し…んっ…」
カズの頬を両手で包み思いっきりキスをする
お返しなんて要らないよ…
カズが俺を選んでくれただけで充分
その上 普段なら絶対言ってくれない言葉までくれた
照れ屋なカズからの最高の誕生日プレゼント
無理させたくはなかったのになぁ…
こんな言葉貰っちゃったら抑え効かないよ