無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

Tシャツを脱ぎ捨て、ローションに手を伸ばす

「脚、開いて？」

「ん…」

恥ずかしそうにおずおずと、でもちゃんとオレが触れやすいように膝を立てしっかりと開いてくれる

まぁ、これは習性みたいなもんか…

初めての時に、ふたりで四苦八苦したからな

どうすれば翔のナカに入れるのか…
翔も、どうすればオレを受け入れられるのか…

あの時の翔は、オレを気持ち良くしたいって一心で
恥ずかしいなんて思う余裕はなく、オレがヤリ易い体勢をとってくれた

オレがガキで、なんの知識もなかったから…
雰囲気とか考えられる大人じゃなく
ただ単に翔のナカに突っ込む事しか考えられなかったから…

翔には、あまり良い思いをさせてやれなかったんじゃないか、って…
終わった後に謝ったら『『どんな』じゃなくて『誰と』の方が大切なんだよ？』って、史上最高の笑顔で言われた

その言葉で救われ、その一言で、これから先、誰よりも翔を大切にしようと心に決めた

最高のしあわせをくれた翔に、最高のしあわせを返してやりたい

ローションを纏わせた指先で、入口を何度も撫でる

それだけで、期待したようにヒクヒクと動き出した

「あ……智くん…」

翔の目も期待に満ちる

唇を合わせ、舌を差し込むと同時に、指をナカに押し込んだ

「んんっっ…」

待ち望んでいた刺激が与えられ、翔の体が悦びに震える