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Happiness day

第23章 Bad boy

「はぁ、はぁ…」

乱れた呼吸を繰り返す翔を見ながら、ティッシュで軽く翔の腹を拭いた

その度にピクピクと体が反応する

ティッシュをポイっとゴミ箱に捨て、抽挿を再開させる

「…え」

驚いたように目を開く翔

「終わりだと思った?オレ、まだ全然なんだけど」

腰を押し付けグルっと回した

「あっ、ごめん…俺だけ…」

オレがイッてない事に気づいて謝ってくる

翔の望みは『一緒にイキたい』だったのに、翔だけ先にイッたからな

オレがそう仕向けたんだから仕方ない事なんだけど
翔としては自分だけイッた事に多少の後ろめたさを感じるんだろう

「気にすんなよ。気持ち良くて我慢出来なかったんだろ?」

「うん……凄く良かった…」

「ふふっ…そりゃ、光栄な事だな」

はにかみながら答えてくれる翔は可愛い…
でも、オレが今見たい翔は可愛い翔じゃないんだ

ゆっくりと腰を引き、ゆっくりと押し込む

「あっ…ん…、待って…まだ…」

止めようとする翔にチュッとキスを落とす

「大丈夫…ゆっくりするから…」

「う、ん…」

体に余韻の残る翔は、少し不安そう…
でもここから先、もっと良くなるから、ちょっと我慢な?

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